非日常は楽しいものである。
 退屈な日常を吹き飛ばしてくれる、素敵な刺激。
 
 でも、それはたまにあるから非日常。
 地球じゃ、現実じゃありえないことがあるから楽しいんだ。
 そのありえないことが常に付きまとうとしたら……?
 
 
 
 
「それで、何だって?」
 
「だから、この世界は君のいた世界、時間軸から見ると……異なる時間軸の世界らしい」
 
 
 目の前の金髪の少年、アルフリーが淡々と話す。
 
 
「君の知っての通り、君にとって未知の物質がある。未知のことが起きている。
……これは君のいた世界ではありえないこと。理も十年程度で変わるとは思えないほど変わってるようだし、異世界と言っても過言じゃないかもしれないね」
 
「ああ、そう……」
 
 
 説明を聞き、うなだれる。
 さすがに今回ばかりはあきれるしかない。  
 
 ここは地球、国家日本の首都東京。……の、片隅にあるぼろアパート。
 あたしは正真正銘地球人で日本人であるが……この世界の住民ではない。
 
 どうやらここは異世界の一つらしい。あたしは何があったか帰る場所を間違えてしまったのだ。
 
 
 少しおさらいしよう。
 あたしは小野麻美。ごく普通の、萌えに目がないだけの女子高生。
 だが、ある日ひょんなことから異世界を旅する能力を得て、物語のような世界に行くことができるようになったのだ。
 今までいろんな世界に行った……ちょっと史実と違う戦国時代みたいな世界や、預言に縛られた世界や、天使が存在する世界、エトセトラエトセトラ……
 いろんな世界を旅し、その世界の日との交流し、萌える日々を楽しんでいた。そりゃあ危険もあるが、普段に比べると何のしがらみもない、自由な世界たちだ。
 
 ……とはいえ女子高生。学業が本業。例え嫌でも避けられない。
 たまには帰る必要があるので、目の前にいるアルフリー……こいつはどこかの神の化身らしく、あたしより安定した異世界航行の力を持っている……に頼んで元の世界に帰ることにした。
 あたしの異世界航行の力じゃ、先導してくれる人がいないと飛ぶ先を指定できないからね。
 
 ところがどっこい、アルフリーがとちったか何があったか、現在地はあたしのいた世界に……地球によく似た異世界。
 っていうか地球なのは確かなんだけど、異世界なのも確かなんだ。まず時代が違う。あたしの知ってる歴史と違う箇所がちまちまある。
 
 まああたしがいた時代より未来の日本のおかげで、携帯やパソコンが使える世界であることが幸いだが。……いや、文明は強いぞ? 機械が使えない世界もいっぱいあったし。この世界ならあたしのガラケーも圏外じゃないぞ。
 
 
「ここからじゃ元の世界に戻るには、逆に近すぎて難しいね……いろいろ試したけど、僕一人での移動も厳しい。僕が何とか君がいた時間軸を見つけられれば、誘導できると思うけど」
 
「すぐには帰れないってこと?」
 
 
 あたしがたずねると、アルフリーは申し訳なさそうな顔でこくりとうなずいた。
 まじかいな……。不安が押し寄せる。
 
 
 ……ここは地球だが、ちょいといろいろ懸念事項があって。
 この世界には、なにやらあたしの知る地球にはなかった妙な物質があり、それが人の想像を具現化させているらしい。
 あたしは直接見てはいないが、人の恐怖を具現化した存在が時折あらわれているとアルフリーが言っていた。
 そして、あたしは……自身の想像と感情、言ってしまえば『萌え』を糧にする能力を持っている。正直、想像が具現化する世界というのはちと厄介なんである。妄想は止められないんだ、それが具現化したものが制御できなかったらどうする。
 
 
「それで、なんだけど……麻美、この世界じゃ君の力を使うことはないよね?」
 
「あー、うん、多分使わないけど」
 
「それじゃあ……僕の力で封印しても構わない、かな。
おそらく、君の能力はこの世界と相性が悪い。君に、世界に何か悪影響があるかもしれない」
 
「まあ、確かに妄想が変に具現化したら困るかなー……そういうことなら」
 
「うん」  
 
 アルフリーが小さく呪文を詠唱し、アルフリーの手元が淡く光る。
 いつのまにかアルフリーの手には青い球体のようなものが現れていた。
 
 
「じゃあ、これを持っててくれないかな。
これは麻美の力が世界に影響しないためと、麻美を守るための結界発生装置みたいなもの。それを持ってる間は君の力は発動しないようになってる。……壊さないでよ」
 
「りょーかい。だいじにしまーす」
 
 
 あたしはアルフリーからその球体を受け取る。
 握ったら隠れてしまいそうな、小さな球体。ビー玉みたいで、一目には魔法のアイテムとは分からない。
 
 
「とにかく、なるべく急いで君を元の世界に帰せるようにするから……ごめんね」
 
「あたしは大丈夫だよ、アル。この世界も、案外楽しいかもしれないしね」
 
 
 あたしはへへ、と笑って見せた。
 
 
 
 
 って言ってたのに。
 大丈夫だと宣言したのに。
 
 
 そのとき、あたしはバイトの帰り道だった。(いくら日本円を持っててもさすがにあたしが持ってたおこづかいだけでの生活は無理だし、アルフリーでもお金は作りだせない)
 いつも通り、ビル立ち並ぶ道を歩いていて。
 
 ……普段なら人通りがあるはずなのに今日は随分と静かだな、と思った時には手遅れだった。
 
 
「……あれ?」
 
 
 気付いたら、周りには人が一人もいない。
 いくらなんでもこれは大都会東京では異常だ。別に裏道を通ったわけじゃない。真夜中というわけでもない、まだ夕方だ。
 普段は混雑してるような道だ。なのに、これはどういうことだろう。
 
 
「……こわ」
 
 
 思わず、つぶやく。ぞわ、と背筋が寒くなる。
 
 それが原因だったか、それが偶然だったかはわからない。
 だけど、その直後、何かの視線を感じてさらに背筋がざわつく。
 
 なんで、人が他に見当たらないのに。それに、この視線は明らかに人のものじゃない。
 
 あたしは振り向く。
 
 
 そこにいたのは、ゾンビや恐竜やら獣やら、明らかにバケモノとしかいえないものだった。
 
 
「……っ!!」
 
 
 あたしは駆けだす。
 正直あたしの足は遅いが、だからと言って止まってるわけにもいかない。
 今のあたしには何もできない。戦うなんて今のあたしには無謀だ!
 
 バケモノたちはあたしを追いかけてくる。ふっざけんな、うごくもの追いかけてくる習性でもあるのか。冷静に考えたらそれって普通のことか!!
 とにかくピンチなのは間違いない。
 
 気付くと、目の前に行き止まりがあった。
 やばい! 疑いようもなく絶体絶命だ。振り向くと、化け物たちがこっちを狙ってる。
 
 
 ……誰か、助けてーーーーーー!?
 目をつむり、来るであろう衝撃に備える。
 
 
「……どっせえええええいっ!!」
 
 
 ……が、いきなり、誰かの声が響く。
 驚いて目を開けると、目の前で敵が吹き飛んだ。
 呆然と見ていると、どんどん化け物がふっとばされては消えていき、数分でそこにいた化け物たちは全部いなくなってしまった。
 
 
「……ん、討伐かんりょーう!」
 
 
 化け物がいなくなった後に、柄の両端に青い刃がついた両剣みたいな武器を持った白髪の男の人……男の人だよな、うん……が立っていた。
 その人はこちらに気づいて軽くスキップしながら駆け寄ってきた。
 
 
「んむ? 地球の人かしら?」
 
「えっ、あっ……はい、そうですけど……?」
 
「むーーーー、そっかあ。シエラちゃん、ここ隔離してるから地球の人はいってこれないんじゃなかったのー?
……え、今知った? 今から調べる? はーい、わかったわー」
 
 
 耳元に手を当てて……どこかと通信でもしてるみたい……誰かと話し、またこちらに顔を戻す。
 白髪に赤い瞳、典型的なアルビノ。白髪はポニーテールで、桃色のリボンで結っている。
 男の人なんだろうけど、なんだか中性的な雰囲気だ。しゃべり方も女の人っぽい……というか、オカマっぽい……
 
 
「えーと、どうすればいいんだったかしら……あっ、えっと、ここ危ないとこなんだけど、どうやってきたの?」
 
「えっ、ここ普段の帰り道で……むしろ、変わったのはこのへんの方っていうか。そういうあなたはいったい……」
 
「あ、いた!」
 
 
 どこかから、また声がする。白髪の人は顔を上げ、声の方を向いた。あたしもそちらを見ると、赤髪の人がこちらに走ってきていた。
 
 
「シャル、いきなり走り出すなって何度言ったらわかるですか馬鹿! 馬鹿シャル!!」
 
「ひゃっ、ルクスくん!?」
 
 
 ルクスと呼ばれた少年はシャルと呼ばれた白髪の人に詰め寄る。
 ……知り合いのようだ。
 
 
「せめてどこに行くかオレに話してから動いて下さいです! 探す方の身にもなってほしいのですよ!!」
 
「ご、ごめんなさいエネミー反応があったからー……それよりルクスくん、他の人、地球の人がここに……」
 
 
 ルクスさんはシャルさんに言われて、やっとこちらに気づく。
 ルクスさんは咳払いをするとこちらを見た。
 
 
「……あー……地球人……?」
 
「地球人ですが何か……ってかなんですその言い方、アンタら宇宙人ですか……」
 
 
 あたしは恐る恐る尋ねる。
 シャルさんはきょとんと眼を丸くしたが、ルクスさんは一瞬呆れ顔をして、ため息をつきつつうなずいた。
 
 
「多分、宇宙人って言い方で正解。幻創種の調査に来てるアークスだ」
 
「げん……? アーク……?」
 
「えっとえっと、幻創種っていうのはさっきのエネミーで、アークスっていうのはアタシたちのこと!」
 
 
 ははあ、なるほど。要するにこの人たちは怪獣を倒すウルトラマンだ。宇宙警備隊的なあれなんだ、たぶん。
 多分、ここの人のいない状態は戦闘被害を軽減するために隔離的なことがされているからなんだろう、たぶん。
 
 
「とりあえず、ここは危ないし隔離領域の外まで案内しましょっか?」
 
「そのほうがいいか……あ? 待て、シャル。エネミー反応」
 
「エネ……もしかして、またさっきの化け物出てくるんですか!?」
 
「そうなるな、お前そこ隠れてろ!」
 
 
 お前とか言われたぞ。ツッコミを入れようと思ったが、すぐにルクスさんたちは向き直った。。
 気付くと周囲にはヘリコプターや戦車、さっき出てきたゾンビやら恐竜やらも勢ぞろいで大量に湧き出ていた。どっからきた!?
 
 
「飛んでるやつルクスくんに任せていい?」
 
「了解。地上は任せた」
 
 
 ふたりはわずか言葉を交わし、敵に向かう。
 
 シャルさんは青い両剣を振り回し、地上の敵を切り、なぎ倒す。
 ルクスさんは靴のような装備を足に装着すると、大きく飛び上がり、空の敵を蹴り飛ばしていった。
 
 お、おおお……戦闘に巻き込まれたりするのは慣れっこだけど、風景が現代日本なのははじめてよ。頭が混乱してる。ここどこだっけ。東京だわ。
 とかなんとかぼーっとしてたら、あたしのすぐ近くに針をむき出しにした鼠みたいな化け物が迫っていた。やばい、とおもってあとずさるが、ぶわりと巻き起こった風に鼠が吹き飛ばされて消える。
 
 
「っ、だいじょうぶか!」
 
「あ、えと、今の、ルクスさん……!?」
 
「いいから隠れてろっ! シャル、お前倒しきれてないぞ!」
 
「数が多いのよっ、あっちゃこっちゃから出てくるしー!」
 
 
 ……あ、あたし、すっごい邪魔になってんだ。
 いや、そりゃあ誰かをかばいながらなんて、難しいよね。足枷なんだもん。
 なんだか心のどこかで罪悪感が沸いてきた。
 無力な自分に、なんだか嫌気がさしてきた。でも、いまできることってある……?
 
 ポケットに手を突っ込み、ポケットに入っていたものをぐ、と握る。
 手の中には、アルフリーがくれた珠。
 たしか、これはあたしの力を封じるものだっけ……あの力が、今は封じられてるけど……いまは、必要だ。
 
 
 いちかばちか!
 あたしは珠を思い切りゾンビに向かって投げつけるが、ぶつかっても気付かれすらしない。
 それどころか地面に落ちた珠はゾンビに踏まれてしまう。
 あっやばいアルフリーに怒られる。
 
 
 しかし、その瞬間。
 急に、感覚が研ぎ澄まされたような、周りが一気に把握できたような感覚に陥る。
 周りに何か、力が満ちてるような……さっきまで、なかった感覚。
 でも、今まで、異世界を駆ける旅で何度も感じていた感覚。
 ……周囲に巡る力が、感じ取れる。
 
 もしかしたら、今なら……『前みたいに』戦えるんじゃない!?
 経験上、武器さえあれば多少はいける! あたしは顔を上げ、声を張り上げる。
 
 
「シャルさん、武器とかありませんか!?」
 
「ふえ、武器!? な、なんで……」
 
「棒っ切れでもなんでもいいですけど! あたしも多分、戦えるからっ!」
 
「はあ!? さっきまで隠れてたくせになに言って……」
 
「よ、予備のカタナなら持ってるけど……」
 
「お前も何してんだよシャル!?」
 
 
 刀。それならあたし、前に使ったことある。むしろ得意武器。
 扱いに困ることもなさそうだね!
 
 
「それでいいですっ、貸してください!」
 
「え、う、うん! わかった!」
 
「だから何してんだってーーー!!」
 
 
 シャルさんが刀を投げ上げる。アタシは手を伸ばし、落ちてくるそれをキャッチした。
 鞘から刀を抜く。あたしの想像する刀と大して変わらないようだ。これで形が大幅に違ったら困ってた。
 
 シャルさんやルクスさんたちの周囲、流れる力が手に取るようにわかる。
 あれは、この世界の『森羅万象』の一つだろうか?
 多分、あの力の流れを掴めば……いける! あたしは刀を構え、駆けだした。
 
 イメージしてみるんだ。このあとの動きを。
 そしてそれを、森羅万象に乗せて……!
 
 
「久しぶりに……電波変換ッ!!」
 
 
 素早く何度も刀を振り回す。斬撃が、敵を吹き飛ばした。
 おお……思ったよりいける! 動ける! これは結構、戦えるんじゃない!?
 
 
「はわ、わわ、すごい!」
 
「へへん、すごいでしょー!? ……そっちも切り伏せますよ、ッと!」
 
「は!? ちょ、待てっ……!」
 
 
 地面に降りていたルクスさんのほうにかけていき、地面を蹴って飛び上がる。
 思ったより高く飛び上がって一瞬驚いたが、これなら空を飛ぶヘリコプターも射程範囲内。
 刀を振り下ろし、テイルローターを叩き斬る。するとバランスを崩しヘリは墜落、そのまま爆発して消えてしまった。
 ……のはいいんだけど、これ着地体勢とれない! 顔から地面に落ちる!
 
 
「ったく、やっぱり見てられないな!!」
 
 
 ルクスさんがとび上がり、あたしの腕を引っ張り自分のほうに引き寄せた。
 そのまま抱えられるようにして着地。
 
 
「ったく、あぶなっかしい! いきなり何してんだお前はっ!」
 
「お前じゃないですー麻美ですぅー! うん、でも助かりましたっ!」
 
「大口叩いておきながら助けられる状況になるなっての! お前も馬鹿か!」
 
 
 なんかしらんがルクスさんにめっちゃ怒られてる。
 否定できない正論ではあるんだが、馬鹿はないだろ馬鹿は。
 
 
「もってアタシもばか扱いなのねルクスくん!?」
 
「当たり前だばーーかッ!」
 
 
 言いながらルクスさんは大きく腕を振り上げる。直後、光の帯が敵を貫いた。
 その攻撃で怯んだところを、シャルさんが攻撃して吹き飛ばす。
 敵はそのまま、宙で粒子となって消えていく。
 気付けばまた静かな街の風景になっていた。
 
 
「よしっ……これで全部かしら」
 
「ん、エネミー反応なし。これで終わりだな。……大丈夫か?」
 
 
 ルクスさんが尋ねてくる。あたしはぶんぶんと首を縦に振る。
 もうめっちゃ助かりました。ありがたいありがたい。
 
 
「えへへ、麻美ちゃん、お手伝いしてくれてありがと!」
 
「や、むしろお邪魔してました……助けてくれてありがとうございますっ」
 
「まったくだ、手間かけさせて……大体、なんで隔離領域に入り込んでるんだ」
 
「ルクスくん、言い方っ! さすがにそれは乱暴よぅ」
 
 
 あ、そういえば隔離領域、なんだっけ。入り込んだのはまあ完全にあたしが悪いとしかいいわけができない。
 アルフリーが施したあたしの力の封印も案外もろかったのか何なのか……いやどっちにしろあたしのせいですね。
 
 
「と、とにかく外に案内しましょっ。もうエネミー反応ないから安全に案内できるはずだし」
 
「そうだな。一番近いのは……」
 
「あ、あの」
 
 
 あたしは二人に話しかける。二人は「ん?」とこちらを向いてくれた。
 
 
「お二人はこの後、どうするんです……か?」
 
「ん? シップに戻る」
 
「今日の地球でのお仕事これで終わりなのよぅ。だから一回帰還しないと。
あ、ちゃんと麻美ちゃんは隔離領域の外まで送ってあげ……わぅ!?」
 
 
 あたしはガシッ!とシャルさんの服を掴む。
 シャルさんは慌てふためき、ルクスさんはびっくりしてるのか目を丸くしている。
 
 
「シップって、それはつまり、あなたがたの拠点ですか?」
 
「……そうだけど」
 
「そうですかじゃあ連れてけください!」
 
「ふぇっ!?」
 
 
 とび上がるんじゃないかってくらいたじろぐシャルさん、あきれ顔のルクスさん。
 
 
「そそっ、そんなこと言われてもっ! っていうか、なんで!? なんでシップに来るって!?」
 
「あたし、ちょいと事情がありまして。べつにこの地球に無理にいる必要はないのです。
まだまだ未熟ですけど、戦闘であればあなた方のお役にも立てるはずですし」
 
「え、えぇ……」
 
「だから、あなたたちに……ついていかせてくださいっ!」
 
 
 
 
 これはほんの偶然、不幸から生まれたほんのちょっとのしあわせ。
 そして退屈しない非日常への突入。
 そして……もう一度始まる、小野麻美の小野麻美による、助けてくれたあなたのための恩返しの話。
 
 
 
 

 

 

 

 
 


 


  あとがき
  麻美の話、その1。
  まだEP1編は更新途中ですが、こちらも思いつき次第投稿していきます。
  麻美は別作品からの流用キャラですが、そちらでも開示してない設定が多いのでガンガン書いていきたい。
 
 
 
 
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